レースレビュー

【レースレビュー】 2023.4.16 第36回春一番伊達ハーフマラソン 最低限の結果を何とか維持!

「春一番第36回伊達ハーフマラソン」完走してきました!
北海道の春を告げる大型大会、今回は10kmの部が約600人、ハーフマラソンの部が約1,800人と、徐々に参加人数が戻ってきていますね!

当日の動き

ハーフマラソンの部だけだった去年と違って今年は10kmの部を再開していますので、スタート時間が去年より30分ほど遅くなりました!
ハーフマラソンは11時20分スタートです。
一般的な大会に比べてやや遅めのスタート時間ですが、そこはまだ4月の北海道。少しでも寒く無い時間にという配慮でしょうね!

●6:40 起床
ハーフマラソンですので、特別な食事はありません。
サンドイッチと豆パンをいただきました!

持ち物は着替え以外はありません。
ハーフマラソンはレース中に摂取するものもなしです。

●7:40 出発
私の住む札幌市の隣町北広島市から、大会会場の伊達市は120kmほど。1時間半ほどで着きます。

●9:20 伊達市に到着

生憎の雨模様です。移動途中はかなり強めの雨だったところが少し弱くなったことが不幸中の幸い。
気温も低いので、なかなか厳しいレースとなりそうです。

受付にはすでに人が並び始めていました!

10kmスタートが10:50でハーフが11:20ですが、みんな早めですね!
長い冬を乗り越えて、この大会が今シーズン初戦になるランナーの方がほとんどです。どうしてもテンションが上がって早めの行動になってしまうのかもしれません!

今日は雨なので、スタートとゴールのアーチなども安全面を考慮してありませんでした。
寂しいですが、仕方がないですね!


10時も過ぎると続々と受付が混んできました!体育館の観客席が解放されてそこで準備をします!

レースプラン

去年叩き出した望外の記録、1:31:14
今年はスピード練習もほぼ無しですし望むべくもない記録。
そして、今回からコースが変更となり、アップダウンが増えました(驚)

今回は、コースが厳しくなると言っても何とか1時間35分(キロ4:30)を維持したい!
そこで立てた計画がこちらでした!
・0~5km(軽い上り) 4:35
・5~10km(軽い下り) 4:25
・10~15km(上り) 4:45
・15~20km(下り) 4:15
・20km~(下り) 4:10

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そうそううまく計画通りに行くわけないですが、およその目安を決めながら逆算して走っていく計画です!

当日の服装について

去年に比べて気温が3℃程低く、雨が降る予定ですので長袖にしました。
一部違いますが、おおむねこんな格好です。

デサント 半袖Tシャツ
ティゴラ 長袖コンプレッションインナー
ティゴラ コンプレッションインナーロングタイツ
ミズノ マルチランニングパンツ
アシックス ランニングキャップ
アシックス ランニンググローブ
バフ(さっぽろさよならマラソン2021)

レーススタート!

11:20、いよいよレーススタート!

0~5km


4:38-4:26-4:33-4:37-4:27
平均タイム 4:32
予定タイム 4:35

昨年は1,500人の参加者を男子を年齢別に2つ、さらに女子の3つのカテゴリのウェーブスタートでした。
今年は、コロナが緩和したこともあり、1,800人一斉スタートです。
そのため、昨年に比べてスタートのロスと数百メートルの渋滞となりました。
最初の1kmは想定よりも遅くなってしまいましたが、焦らず少しずつスピードを上げていきます。

ハーフマラソンでは最初に頑張り過ぎると後半痛い目にあいます。去年の自分より遅いからと言って頑張り過ぎてはいけません。今の自分と向き合い冷静に走り進めていきます。さらには去年はフラットだったこの部分は今年は上りです。
概ね計画通りのペースで走り進めることが出来ました。

5~10km


4:41-4:29-4:12-4:38-4:14
平均タイム 4:27
予定タイム 4:25

ここも去年まではおおむねフラットだった部分ですが、今回はアップダウンです。獲得標高で言えば下るのですが、アップダウンが激しく上りも結構あります。
上りで作った借金を少しでも下りで取り戻そうと頑張るのが私のハーフマラソンのやり方で、足に思いっきり負荷がこないようにピッチを多めにして下るようにしましたが、下りで欲張り過ぎました。
このツケを後半に支払う羽目になります。

10~15km


4:54-5:03-4:41-4:40-4:25
平均タイム 4:46
予定タイム 4:45

ここからは去年と同じく、過酷な上りです。
すでに5~10kmのアップダウンで足をかなり使ってしまっているので、足が重く心肺を犠牲にして進んでいきます。
ただこの無理がだいぶ祟りました。
12km地点で息も絶え絶えとなりすぐにでも歩きたい衝動に駆られる状態になってしまいました。
はっきり言ってここまでは失敗レースの様相でした。
予定タイムに捕らわれすぎて自分の実力以上の力を投入してしまった状態。苦しくて仕方ないですが、何とかキロ5:00まで行かないようにもがきます。
そしてもがきながら自分の楽なフォームを思い出し、肩を思いっきり上にあげて落として力を抜きフラットなコースになった13km地点を無理のないキロ4:40で息を整え15km以降の反攻の余力を蓄え蓄え走り進めます。

また、トンネルでGPSウォッチに誤差が生じ、200mほど距離が足りない表示となっています。
去年も100mほどの誤差が出たのですが、今年のコースはトンネルを往復ですので誤差も2倍になったと考えられます。
なので、GPSウォッチの表示より200m分の誤差は実際に速くゴールできることになりそうです。

15~20km


4:31-4:35-4:15-4:23-4:16
平均タイム 4:23
予定タイム 4:15

撃沈寸前だった12km地点から復活したものの予定のタイムより遅いタイムです。
もっとも、疲労が限界に来ていたこともあり、1時間35分はほぼ諦めて走っていました。
ところが、17km地点である事実に気が付きます。
17km地点での平均ペースは4:34。ただし、200m弱の誤差がGPSウォッチで生じているので40秒近くは実際より速いはず。
となれば、実際の平均ペースは4:32。このハーフマラソンでこの2秒を埋めるためには、40秒縮めればよい。
残り4kmで平均4:30-40秒。つまり残り平均4:20で行けば1時間35分は切れる計算。
息も絶え絶えでかなり厳しいが、残り1kmでオールアウトする分を加味すれば、十分行けるのではないか?

マラソンでは明確な目標は時として大きなエネルギーとなるもので、その事実を漠然と確認できたことで火が付きました!
幸い、残りはすべて下り区間。決して無理なタイムではない。
ここから最後のスパートを慣行!

19km地点のタイム表示は、1:26:00
よし、行けた!今回はここで目標達成を確信!
残り2kmを平均4:18。現状を4:20くらいで来たので、それを維持して残り1kmで一気にスパートすることにしました。

20km~

さあ、残り1km!
目標達成を確信して、突き進みます。最後の1kmはキロ4:02
予定は4:10。
そして、ゴール!

ガーミンの記録は1:34:24

12km地点で心が折れかけましたが、立て直しに成功し何とか目標タイムを達成しました!
記録証はこちら

1:34:41

今回は一斉スタートのため、ネットとグロスに15秒ほどの差がついています。

ゴール後は、ランナーの皆さんの達成感に会場がつつまれます!

雨も止んで良いレースとなりました!

レース後のお楽しみ


写真を撮り忘れてしまったので、ネットから拝借しました(笑)

その後道の駅に立ち寄りまして

地元のおそばと(天ぷらは売り切れでした涙)

ソフトクリームをいただきました!

地元の牛乳で作ったフレッシュなソフトクリームと粒あん入りのおやきとあんこが付いていて最高です!

さて、次戦は来月の洞爺湖マラソン!フルマラソンです。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました!

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