レースレビュー

【レースレビュー】 2023.10.1 第45回別海町パイロットマラソン 過去ワースト記録 「練習は裏切らない」

さてさて、第45回別海町パイロットマラソン完走してきました!
体調を崩してから臨んだ今大会。2018年からフルマラソンを走ること15回目、ワーストの記録となりました。

レース前の動き

レースが行われる別海町は道東で、札幌から車でおよそ6時間。私の家からも車で5時間前後かかる場所にあります。
さすがに日帰りは厳しいので、昨年に続き今回も前泊です。

前泊の場所は牡蠣で有名な厚岸町です。別海町にも当然宿はありますし便利なのですが、宿泊施設が限られているため、すぐに埋まってしまいますね。
この厚岸町、穴場でしてレースのある別海まで車で50分程です。
道東の中心都市である釧路市は宿がふんだんにありますが、別海までは車で2時間かかるので非常に便利ですねえ。
なお釧路からはシャトルバスも出てますので、JRで参加するなら釧路が良いと思います!

●前日17:30 出発
これまた昨年と同じく、夕方に出発です。
本当はもっと早めに出たいのですが、少年野球の運営がありました。

●前日22:00 到着
厚岸に到着です。
今回もこの日に牡蠣にはありつけないので、帰りに頂く事にします。

今年もホテル五味さんにお世話になります!

持ち物を整理して、就寝です。

●6:20 起床
レースは受付8:00~9:00、スタートは10:00です。
フルマラソン前の食事は消化も考えておよそ3時間前には取った方良いと言われています。
朝食7:00からなのでちょうど良い時間!
朝ごはんを食べたらすぐに出発できるように、荷造りも準備も済ませて食事を取ったらすぐに出られるようにします。

●7:00 朝食

今年も安定の純日本の朝ごはん。
フルマラソン前の食事はレース時の消耗を考えて、1000~1200calは摂取しておきたいところ。
見たところ、ホテルの朝食は、
納豆 約80cal
味噌汁 約30cal
ごはん 3膳分 約700cal
焼き鮭 約100cal
その他も含めて、概ね1000calです。

足りない時に備えてパンも買ってありましたが、去年よりもご飯がかなり多いのでこれでばっちりです!

●7:30 出発
すでにかなりの雨が降っています。
風が弱いのがまだよいのですが、これは過酷なレースとなりそうです!

●8:20 到着

別海町営陸上競技場に到着です。
すでにかなりの雨が降っていて、スタートとゴールに一周する土トラックはぬかるみ状態になっています。

さっそく体育館で受付です。

目標設定

会心のレースだった昨年の別海。

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今年は昨年に比べて、練習が低調だったことに加えて9月に体調も崩しており、走ることが中々できていませんでした。
2~3週間前に行う30km走はおろか8月末の北海道マラソン以降の最長ランは9月前半の18km。
厳しいレースになることは覚悟していました。

とはいえ、最初からファンランにするにはあまりに勿体ない。奇跡を信じて、昨年と同じくサブ3.5を目指します。
サブ3.5に必要なペースはキロ4:58。今の私には厳しいですが、撃沈覚悟で挑みます。

レーススタート

0~10km


5:14-4:54-4:55-4:53-4:55 平均キロ4:59  予定5:00
4:54-4:51-4:53-4:55-4:51 平均キロ4:53  予定5:00

スタート時に土トラックを1周してから公道に出るのですが、雨にほぼ水没しており足を取られる過酷なスタート状況。
雨脚も強く、非常に厳しいスタートです。ただ、気温は17℃ほどで寒くはなく風も弱いため、トラックを抜け出せば雨以外のコンディションはそれほど悪くありません。
また、スタートから30分程で雨は上がり、フルマラソンには少し気温は高めながらも走りやすい環境になりました。

この大会は雄大な道東の公道を走るレースで、参加人数は1,000人ほどと多くなく混雑とも無縁です。
往路はゆったりと上りスタミナがなくなる復路はゆったり下るので記録の出しやすい大会なのです。

さてさて予定通りのレース展開ではあるのですが、大きな懸念が。
それは距離を全然走っていないこの状況でフルマラソンを走るスタミナがあるかどうかという事です。

長距離走には大きく分けて2つの要素があると私は考えていて、それは心肺のスタミナと足のスタミナです。
どちらも長距離走には欠かせない要素ですが、これには個人差があります。

心肺のスタミナは、心拍数が増加した状態で走り続ける強さ。スピードを維持する力です。
足のスタミナは、長い時間を走り続ける足の強さです。
目標タイムを持たずに最初から完走のみを目指すのであれば、足のスタミナがあればよいと思うのですが、速い遅いに関わらずタイムを定めるなら両方が必要になります。

私の場合は、10kmレースだと足は持ちますがその前に心肺が限界に達します。フルマラソンであれば、心肺は持ちますがその前に足が限界に達します。ハーフマラソンの場合は、両方がちょうどいい感じに限界に追い込めます。
ですので、私はハーフマラソンの自己ベストが10kmやフルマラソンに比べて相対的に良いタイムなのです。

この時点ではまだ足は大丈夫でしたが、それもそのはずまだまだ序盤です。

10~20km


4:54-4:55-4:58-4:57-4:58 平均キロ4:57  予定4:55
4:57-4:59-4:56-4:54-5:00 平均キロ4:57  予定4:55

雨は上がり風も弱いので、コンディションは悪くありません。気温は少し上昇しているようで、18℃くらいでしょうか。
もう少し気温が低ければ言う事ありませんが、それは贅沢というもの。十分に良いコンディションです。

さて息はあがりませんが、すでに暗雲が立ち込めています。
それは、自分の足の状況がわからないこと。
30km以上の距離を走ったのが、5週間前の灼熱の北海道マラソン以来。それより前も8月中旬の真夏日にゆっくり目に走った30km走。
つまり、今のペースを温存して走れているのかすでに足を使ってしまっているのか

漠然とよぎる去年はもっと余裕を持って走っていたのではないかという不安。
ほどなく、その不安は的中することになります。

17km地点では、名物の牧草ロールに書かれた応援メッセージが始まっています。
その文章の中に、大丈夫、練習は裏切らないの文字が。

仮に練習を重ねて臨んだランナーならさぞかし励まされるメッセージでしょう。
しかし、これを見た私はむしろ逆でした。
ここまで練習をしてこれなかった私はこの先どのようなレースになるのか。
そう言えば足が既に重い気がしてきています。

20~30km


4:57-4:52-4:56-5:04-5:35 平均キロ5:05  予定4:55
5:56-6:09-6:11-6:06-6:15 平均キロ6:07  予定4:55

さて、折り返し地点。ここで不安が確信に変わりました。
この疲労感はレースがうまく行っている35km地点での足の疲労感。
キロ5ペースを頑張って維持している状態。

ここから残り21kmをどうやって走る?一気に気力が失われ、ペースが落ちていきます。
頭をよぎり始めたリタイヤの4文字。

もともとしばらく体調を崩してから臨んだレース。サブ3.5は無謀な挑戦ではありました。
かといって、遠征を行ってファンランをするということは出来なかったのでダメ元に挑んだペース。
結果は今考えてみれば当たり前です。

30~40km


10:29-8:38-8:30-9:11-7:44 平均キロ8:54  予定4:55
8:02-8:18-8:02-7:22-6:43 平均キロ7:42  予定4:55

30km地点で心が完全に折れて足が止まってしまいました。
足が攣ったわけではなく、まったく走れない状況ではないにも関わらずです。

どんなにきつくても何とか30kmまではキロ5を維持したいと考えていたのが、24kmでの失速。
今年の3月の苫小牧30km春で平均キロ4:41で走った事実と比べてもあまりに残酷な結果です。
北海道マラソンでも失速はしましたが、それは酷暑をまだ言い訳になりますが、今回はそうゆうわけでもありません。

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リタイヤしてしまおうか。30km地点で本当にそう考えました。
今までフルマラソンを走ること14回。最も遅い記録で、初フルマラソンの2018年の北海道マラソンの4:00:00
完走したとしても、これを大幅に超過することは必然です。

ただ、ここでリタイヤしてしまってよいのか。
確かにリタイヤしてしまえば、記録は等しくDNS(リタイヤ)。不本意な記録が残ることもない。
でも本当にそれでよいのだろうか。道東まで遠征して後悔はしないか。
そもそも完走しないと鮭もらえないし(笑)

何度も自問自答した結果、やはりマラソンの原点に立ち返って完走することに決めました。
そして、完走するなら楽しく完走したい!

別に自分が3時間30分切りでゴールしようが、それより遅れて歩いてゴールしようがそんなのは関係ない。
一市民ランナーなんだから、用意して下さったこの舞台を楽しむことこそが大事だし、ボランティアや運営の方々への誠意ではなかろうか(なんか大げさだなw)

もう記録は関係ない。歩いてもいい。とにかくゴールを目指す。それも楽しく!
走っては歩き、歩いては走る。応援の方々やボランティアの方にお礼を言いながら。

37km地点が迫る。ここは去年、有頂天になって最後にスパートを開始したところだ・・・。
去年軽快にスパートした同じ道をゆっくり走りながらそして歩く。なぜかちょっと泣きそうになる・・・。心の中で誓ったことは、絶対にまたここをスパートしに帰ってくる!!

さてさて、走って歩いてを繰り返してきたのですが、ここでちょっとした小細工というか何というか。
沿道の応援があるところでは走って、いないところでは歩くってこれってランナーあるあるなんですかねw
だって、「頑張って~」って言ってくれていてところで歩きづらくてw
そこで新たなる問題が!
ゴールが近付き市街に入ると、沿道の応援が途切れなくなってきてしまったのです。
これじゃあ歩けないじゃないですかww

でも、走り続けるほどの体力は残っていない。どうしよう・・・。
そこで歩くときは腰を抑えることにwww

いや、足も腰も痛いんですよ。本当に。でも実は抑えるほどではない。
何でしょうね、本当は走りたいけど腰が痛くて走れないんです風の無意味なアピールw

40km~


7:10-6:30-7:08 平均キロ6:50 予定4:45

そして、ゴール!

記録は、4:13:53

現実を受け止めて、出直してきます!
帰りは昨年と同じく、温泉を頂いて厚岸によって牡蠣を満喫しましたよ。
待っててくれ別海!
来年また帰ってくる!

POSTED COMMENT

  1. pen より:

    お疲れさまでした、teppeiさんと同じく、いやもっとダメレースをしたわたくしですw 自分のいい感じのペースはキロ6分前後。30kmまで大体それくらいを保てていました(3時間3分)それから足がつり始め、走れなくなってしまいました^^; 9月はコロナ感染、母の逝去などあり、150kmしか走れませんでしたけど、それがこんなにキツイレースになるとは思いませんでした、同じく来年がんばりたいです!
     にんじんならぬ鮭をぶら下げられて完走できましたし、沿道の応援はヘロヘロの人(わたし)には特にやさしくて暖かいです。別海大好きです^^ teppeiさんに会えるかどうかわかりませんが来年も行く予定です(JRで釧路→釧路泊→レンタカーで会場)

    • teppei より:

      Penさん、コメントありがとうございます!
      そして、お疲れさまでした!
      お互いに準備不足ではありましたが、鮭のおかげで完走できたのは良かったですよね(笑)
      私もこのままでは終われないのでリベンジしたいです。
      宿はまた厚岸で考えています。またよろしくお願いいたします!

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