ついにこの時が来てしまいました!
今年の6月、第38回サロマ湖100kmウルトラマラソンに出場いたします!
あまりにも未知の体験過ぎてエントリー終了後も実感が湧きません。
ウルトラマラソンとは
フルマラソンなら、42.195km
ハーフマラソンなら、21.0975km
と、明確に距離が決まっています。
ウルトラマラソンの場合は、明確な定義づけはなく、ざっくりとフルマラソンよりも長い距離を指します。
そして、そのうちの多くはキリがよい数字の100kmを指すことが多いようですね。
全国的にもたくさんのウルトラマラソンが開催さえているようですが、私が住む北海道で最も有名な大会が、今回エントリーしたサロマ湖100kmウルトラマラソンです。こちらは、北海道で唯一の公認大会でもあります。次いで、北オホーツク100kmマラソンが有名です。
特にサロマ湖100kmウルトラマラソンは風光明媚な初夏のオホーツクを走れることや、ウルトラマラソンの中でもフラットなコースということもあり、大人気の大会。
エントリー方法は道東の地元枠や10回完走者(サロマンブルー)以外は先着順のため、PCやスマホでのクリック合戦が繰り返されます。
なぜエントリーしようと思ったか
新しい挑戦
2017年の秋に初めて出場した、北海道すこやかマラソンの10km。
そこから、すっかりマラソンの虜となり、今までたくさんの大会に出場してきました。
これまでの出場レース回数は、合計43回!
5km 1回
10km 6回
ハーフ 16回
フル 13回
雪上 7回
かなりの参加頻度です。
また、週2~3回、トレッドミルで20分ほどは走ったりしていたものの、外ラン未経験の状態から始めたため、タイムはどんどんよくなりました。
もちろん記録のためにやっているわけではありませんが、タイムの上昇は大きなモチベーションとなるものです。
マラソンを始めて約5年間。以下が私の年間のベストタイムです。
フル | ハーフ | 10km | 5km | |
2017 | 46:55 | |||
2018 | 3:57:19 | 1:39:43 | 44:04 | |
2019 | 3:36:36 | 1:37:12 | 45:27 | |
2020 | 3:33:05 | 1:41:31 | 41:57 | |
2021 | 3:24:17 | 1:30:54 | 41:29 | |
2022 | 3:26:40 | 1:31:14 | 41:05 | 19:55 |
順調に自己ベストを更新し続けた2021年。私の中ではここがひとつのピークの位置づけです。
一説によると、マラソンで自己ベストを狙うのは47歳が限界点とか。
私は今年で45歳ですが、そもそも上記の説はストイックに追い込んで他に出来ることが限られてきている方に当てはまることと思うので、マイペースにやっている私に当てはまるものとは思っていません。
ただ、タイムが伸び悩み始めたのもまた事実。
これまでは、月間走行距離を伸ばしてたまーにスピード練習もどきのようなことをしていればタイムが上がっていたのですが、その方法ではここからは限界に近付いているということかと思います。
タイムが伸び悩み始めてももちろんランは大好きですし継続するつもりも満々なのですが、この1年初めて自己ベストが達成できない前提でレースに臨む機会が訪れたのです。
もちろん、大会では今のベストを尽くすべく全力で頑張るのですが、ここ1年過去の自分に敗北し続けていることも事実。
さらには、たまにやるスピード練習もどきにおいても、過去の自分が設定していたタイムで行うことが難しかったしています。
理由は忙しくなったり様々な環境の変化もあるのですが、自己ベスト達成を連発していた時の達成感を味わいたい!それが一番大きな理由です。
未知への挑戦
思えば初めての経験は常に刺激的で、苦しんだことも含めてゴールした時の達成感は何にも代えがたいものでした!
それぞれのカテゴリーの初参加の結果がこちらです!
●2017年 北海道すこやかマラソンの10km
この時は、朝ランで8kmなども走っていたこともあり、息は絶え絶えながらも余裕を足は余裕を持ってゴール。
初めての体験がとても楽しく今でも記憶しています。
●2018年 日刊ハーフマラソン
普段のランで20kmなどの距離は走ったことがなく未知の体験でした。
意外とレース中は足がボロボロになることはなく、楽しく完走。
ただし、レース後は歩くこともやっとの状態に。
人間はこんなになるまで追い込むことが出来るのかと思ったともに達成感も大きかったです。
●2018年 北海道マラソン
外ランを始めて1年足らずでフルマラソンに出場!
サブ4を目指して頑張りましたが、終盤に失速し、4:00:00。
今思えば、ここでサブ4を達成できなかったことが、自分をさらなるマラソン沼に誘った気がしてなりません(笑)
サブ4が達成できなかった悔しさと共に、自分がフルマラソンを完走できたという事実に興奮、高揚したものです。
そして、今回のウルトラマラソンのエントリー!
実はサロマ湖100kmウルトラマラソンは、大人気でクリック合戦となる大会でも有名であり、実はエントリーできないのではないかとの思いもありました。
また、フルマラソンの42.195kmでも30km以降失速することもしばしば・・・。
まだまだウルトラマラソン100kmを走り切る走力に不安があったのも事実です。
ですので、「ウルトラマラソン出たかったのに、やっぱり大人気でエントリーで出来ませんでしたー!」と、出るつもりはあったけど残念ながら出られなかったですましたかったのです(笑)
ところがどうでしょう。エントリー開始からたった10分でエントリー出来てしまったではありませんか(驚)
それどころか、コロナか前まではエントリー開始数十分で埋まっていたところが、2/27 20:00エントリー開始から3日経過した3/2の現時点でもまだエントリーできるのです。これはサロマ湖100kmウルトラマラソンにおいては異常事態と言ってよいでしょう。
マラソンブームに陰り?!
実は、現在マラソン大会ブームはかなり落ち着いてきているのです。
コロナ禍以前は、都市型の大型大会などは、先着や抽選で出たくても出られない人が多数いました。
2020年においてはほとんどの大会は中止となり、ごく一部の小規模大会のみが実施されていました。
2021年は、一部再開する大会はあったものの、まだまだ中規模以上の大会は少なかったです。
そして、2022年以降はコロナ禍においても続々と大型大会に復活の兆しが見えてきました。
私の住む北海道でも、2019年以来3年ぶりの北海道マラソンが再開され、2万人弱のランナーが出場しました。
ところが、この大型大会の再会辺りから、異変が判明します。
北海道マラソンは、開催規模の拡大や参加費増などの他要素があったとはいえ、抽選にて募集したにも関わらずまさかの定員割れ。
その他の大型大会においても定員割れが相次いで発生し始めたのです。
大型大会でそうなのですから小~中規模大会は言わずもがな、私の実感でもコロナ禍前と同じ大会に出場しても目に見えて参加者が減っていました。
2020~2021年においては、それなり盛況していた大会も開催大会が少なく、少ない大会に参加者が集中していたのです。
理由ははっきりとわかりません。
・コロナ対策のためのコスト増に起因する参加費用の増大
・マスクを外して一般人が集団でスポーツを行うことによる、周囲の反応
色々と要素が多すぎます。
ただ、私が個人的に思うのは大会でなくても楽しめることを知ったランナーが一定数増えたことではないかと思っています。
まあこの議題は専門家に任せるとして、とにかく図らずもエントリーが出来てしまったのです。
目標タイム
それはズバリ、完走です!
タイムも何もありません。
サロマ湖100kmウルトラマラソンの制限時間は13時間。
距離が長すぎていまいちピンときませんが、キロ7分48秒です。
あれ?意外とゆっくりじゃない?と感じてしまいます。
私のフルマラソンの自己ベストの平均ペースはおよそキロ4分54秒。
一見達成可能に見えるのですが、これはあくまでも42.195kmのお話。
すべてを出し尽くしてこのペースを走ったとして、残り58kmをどう走るのかと言うお話です。
そのため。当然ながらこのペースで走るつもりはなく長距離を見据えてペースを落とします。
自分が走っていて最も楽なペース、私で言うとキロ6前後でしょうか。これよりゆっくり走ったとしても、体への負荷はそれほど変わりません。
むしろ、元気なうちに少しでも進んでおいた方が良い気がします。
そして、40~50kmまではキロ6ペースで走れたとして、問題は残り50kmです。
未知の領域のために長時間歩くこともあると思います。
徒歩の平均ペースは個人差はありますがキロ12分と仮定して、50km以降すべてを歩いてしまったとすると100kmまでは間を取ってキロ9分となり、制限時間オーバーとなります。
そこて50km以降、歩いたり走ったりでキロ9分に収めたとします。
前半50kmをキロ6で粘れば、平均はキロ7分半。
制限時間の13時間はキロ7分48秒ですから、スタート時のロスも含めて何とか間に合う計算です!
もちろん、そんな単純計算でうまく行くとは限りません。
それでも、折角の機会ですので、完走目指して頑張りたいと思います!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!