レースレビュー

【レースレビュー】2018.5 第30回日刊スポーツ豊平川ハーフマラソン

ランニングを始めて約1年。前年の10kmマラソンに続いて生涯2回目のマラソン大会です。
前年の秋に出場した10kmマラソンが楽しかった私は、この時期すっかりランニングにハマっていました。
ランニングを始めて初の冬となりましたが、冬用のランニングシューズを用意して、早朝5時5時頃の真っ暗な道を週3~4回走っていたのです。
年も明けて2月くらいだったでしょうか。合唱団所属時の昔なじみの後輩の子から連絡が。

「ランニング始めたんだって?俺も最近始めたんだよね。大会に一緒に出ない?」
願ってもないお誘い。大会に行くなら友達といった方がより楽しめそうだよね。
「おお、いいねー。何て大会?」
「日刊ハーフマラソンってやつ。5月でちょっとまだ先なんだけどさー。」
「ハーフマラソン?20km走るの?いや、俺はその距離はちょっときついかな。10kmはどう?」
「10kmはガチで早い人が結構集まるから、ハーフの方が気楽に走れるらしいよ。」

ん?そんなことある?ハーフの方が10kmより気楽?
なんか、すっげー嘘くさいんだけども。

何よりも、普段のランニングは長くて8km。そんな距離を走って大丈夫なものか。
不安でしたが、せっかくエントリーするなら友達と同じところにしたいのでハーフにエントリーすることに。
そして、3月末の雪解けはじめから、土日のランニングを10km、12km、14km、16kmと少しずつ伸ばして体を慣らしていきました。
この頃のペースはと言うと、凝りもせずに全力に近いペースで毎回走っていました。
8km以内なら、キロ5:00弱。なんと雪道の時もキロ5:30弱。12km、14kmと距離を伸ばしてもだいたいキロ5:10くらい。
知識がないというのは恐ろしい。さらに、この時期はストレッチらしいことも大してしておらず、寝起きは階段を降りづらくなるくらいの足裏の痛みを発症し始めた頃でした。通院したわけではないですが、この症状はおそらく足底筋膜炎だったのではないか思っています。

そして、5月の大会までに一応20km走までを行って、大会への準備は万全。
初めてのハーフマラソン。コースは札幌市の南側に位置する真駒内公園の屋外スタジアムから、豊平川河川敷をなだらかに下り、折り返して上がってくるコースです。最初に下り、あとから上りはなかなかつらい。逆ならきっといいのになあ。
参加人数はハーフマラソンだけでなんと、2228人!
他の部門も合わせると3000人を超える大人数です。出店なんかも出ていて、お祭り感満載。気持ちも盛り上がります。
大人数ということもあり、スタート号砲からに1~2分待った後、スタート!

0~10km

大人数のため、スタジアムから出るときに自分のペースで走れませんでしたが、程なくばらつき始めました。
これだけの人がいるのでさすがに周りは人だらけ。
初めてのハーフマラソン。最初に張り切ってへたっても仕方ないので急ぎすぎないように進む。下りながらも、キロ5:05 くらい。
河川敷を緩やかに下っていくのでとても走りやすい。
前回大会で咳き込んだ給水ですが、今回は焦らず飲むときには少しペースを落として事なきを得ました。

10km~

程なくして、折り返して緩やかな上りが続きます。この時点ではまだ余力があって、せっかくなら完全燃焼して自分のタイムがどれほどのものか知りたくなりました。すると、近くに自分のペースより少し早めの人を発見!
「おお、この人だ。この人に頼ろう」
と、言うわけでがむしゃらについていくことに!
速い・・・。上りなのに全然ペースが落ちない。かなり息の荒い状態が続く。でも、ついて行けばきっといい記録が出る。無心でついて行こう。
15kmを過ぎると足がかなり重くなってきました。一応一1人で20kmは走りましたが、その時よりも疲労感は大きい。やっぱり完全燃焼しようとすると体への負荷は大きい。それでも無心でついて行く。
残り3kmくらいでつかせていただいていた方がさらにラストパート。
「あ、これはさすがに無理だわ」
ここからは、今のペースを順守することに専念する。
後半折り返しは、上りながらもキロ4:50ペース。

ゴール

記録は、1:46:10(キロ5:00)
男子40代 248位/655人 全体 682位/2228人
シューズはブルックスのゴースト10。GPSウォッチなし。

大変だったのはレースの後でした。足が重くて重くて、初めて感じた疲労でした。
やはり、ハーフマラソンの全力は体への負荷もすごい。全然気楽じゃないよこれ!
とはいいつつも、心地よい疲労感で、ハーフマラソンも楽しいものだなと思って終えたレースでした。

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