マラソンは食べるスポーツ。そんなことをおっしゃった偉人がいるとかいないとか。いや、いたはず。
長い距離を走ると必然的にカロリーを消費します。だからこそ、ダイエットに最適と言われるゆえんでもありますよね。
さて、今日はいよいよ札幌の風たびRCさんが企画してくださるKAZETABIマラソン記録会です。私はフルマラソンにエントリーさせていただきました。今年のフルマラソンは無理と半ば諦めていただけに本当に嬉しいです、ありがとうございます！
さて、今回はフルマラソン当日の食事のお話。私の朝ごはんはこちら！
「いやいやいや、さすがに食い過ぎだろ？」と思うことなかれ。これは個人的に利にかなっていると思うわけなのです。フルマラソンで消費されるcalは個人差もありますが、体重67kg、4時間弱をかけて走る私は約3000cal消費します。
肝臓に蓄えられているグリコーゲン(糖質)は個人差もありますが、約1500cal。走りながら飲むエナジージェルはこれまた個人差ありますが、300～500cal。足りない1000calをどうやって補うか。これは当日の朝に食べて、胃腸に蓄えておくしかないわけです。
もちろん、走っている間すべて肝臓のエネルギーを使うわけではありません。日頃からゆっくりのロングラン(LSD)にいそしんでいる方やラン歴の長い方は脂肪という、数万cal体に蓄えられているエネルギーを引き出せる方もいます。ただ、それにも限度があって激しい運動は脂肪よりも糖質優位に使用されていくもの。
さらに、体には脂肪よりも燃焼効率の高い筋肉がありますから、そちらも燃焼されていくわけです。
肝臓のグリコーゲンが枯渇するとどうなるか。燃焼効率の遅い、筋肉と脂肪のみを燃やして何とか使用とするわけですが、効率が悪く体が動かなくなります。
これが「30km」の壁です。もちろん一律に30kmではありませんが、ほとんどの市民ランナーが一度は経験したであろうこの現象。いきなり、体が思うように動かなくなり一気にペースが落ちます。
さて、ここで改めてまとめてみると。
用意するcal
1200(朝食)+1500(肝臓)+500(レース中エナジージェル)=3200
必要cal
3000(レース)+300(レース前と中の基礎代謝)=3300
ほぼ、同じになるわけです！ですので、朝食はとにかく糖質！それも、消化がよく油が少ないこと、そして私の好物であることが必須の条件。
たどりついた答えがこちらでした！
レース前の食事みなさまは何でしょうか？
