レースレビュー

【レースレビュー】 2022.3.27 苫小牧30km春 3月の北海道で超貴重な大会開催!

「苫小牧30km春」走ってきました!
3月下旬の北海道は、日中の気温がプラスとなり雪解けが進む季節です。
各地で道路は見え始め、ロードのランニングが可能になるのもこの頃から。
とは言え朝晩はまだ寒く、氷点下になることも珍しくなく凍結路面になることもあります。
この時期にアスファルトを走れる大会は本当にありがたいですね!

当日の動き

本大会は30kmの部と10kmの部があり、私は30kmの部に参加しました。
号砲は9:00。受付は7:30開始です。

場所は、苫小牧緑が丘公園。
札幌から約60km。私の住む北広島からは45km程の距離です。

苫小牧駅からは1km程あるでしょうか。駐車場もたくさんあるので、
今回の大会は車での参加が多かったようです。
私は、昨年の11月にこの公園での大会に参加した際には、徒歩で移動しました。歩けない距離ではありません。
今回は車で移動しました。

朝6時に起きて、朝食を食べ7時に家を出ました。
朝食は特別なことはありません。フルマラソンを走る場合には大量の大福やおはぎを食べたりするのですが、
今回は30kmなので、普通の食事。持ち物も特にジェルなどもありません。

【ランニング雑記】マラソン当日の食事

会場到着


8時ごろに到着しました!受付でゼッケンと、アミノバイタルのジェルなどを受け取ります。
コースは陸上競技場をスタートをして、公園内を5km×6周です。

雪はまだ残っていますが、コースの雪はほぼありません。ただ、前日の夜からの雨の影響でかなり水たまりがある状態でした。
天気は一時期の予報は雨だったのですが、予想に反して晴天!
風速5mとやや風はあるものの、レース中は気温8~11℃くらいの絶好のコンディションです!

レースプラン

レースプランは、5月のフルマラソンでのサブ3.5のために、キロ4:50で完走すること。
それも、後半ビルドアップすることが目標です。
今回の大会は1周5kmなので、5kmごと4:55-4:50-4:45-4:45-4:45-4:40 を目標として立てました。
秋には自己ベストを更新し、フルマラソン3時間20分も見据えています。
3時間20分の巡行ペースはキロ4:45なので、そのペースで10~25kmを走りたいというのもありました。

レーススタート

今回の大会はキロ4:00~7:00 まで30秒ごとにペーサーの方が一緒に走ってくれます。
スタートも1分毎のウェーブスタートなのですが、早いペーサー順からのスタート。
私の場合は、独自のプランがあったので、どのペーサーの方にも当てはまらなかったのですが、一応キロ5:00 のチームについて、3番目のスタート(2分遅れ)を選択しました。
なんと、キロ5のペーサーは北海道のマラソン界のレジェンドの作田徹さん。
1月のスノーマラソンin栗山町でもお世話になりました。

●1~5km

キロ5:00 グループとしてスタート。私の計画では、1周目はキロ4:55でしたので、それほど問題にはなりません。
それに、作.ACさんのペーサーは給水を考慮して走ってくださるので、ペースより数秒早く進み、給水場所で少し緩めたりしてくださるので、概ね巡行ペースは数秒だけ早くなります。
20~30人ほどのグループで進んでいきます。
作田さんが走りながらフルマラソン対策の説明などして下さりました。
「このペースに参加される方はフルなら、サブ3.5を見据えている方が多いと思う。」
「今、楽だと思っても最初から突っ込みすぎないようにしましょう、最初が楽なのは当たり前です。」

専門家の金言を聞きながら走れるなら、このままこのグループで走るのもいいなあと思ってしまいました(笑)

さて、コースにはもちろん誘導の方はいらっしゃるのですが、私にはちょっと判断が難しいところも多く、そう言った意味でも最初の1周はペーサーグループの中にいた方が良いように思いました。
そして、1周目の4km地点当たり折り返しに入りもう道を間違うリスクもなさそうです。
ここで作田さんが、
「フルマラソンで3時間15~20分を見据えている方はこのあたりから少しペースを上げるのもありだと思います。」
と、まさに自分が考えていたことをおっしゃってくださいました。
ここで、作田さんに「ありがとうございます!行かせていただきます。」とお礼を言って自分の巡行ペースでスタート。

まあお礼を言って飛び出した手前、無駄に少しペースが上がってしまいましたが(笑)
今大会ではガーミンの計測が少し1周当たり90mほど長く計測してしまったため、多少誤差があります。
平均ペース ガーミン4:50/大会公式4:54

●5~10km

ここからはペーサーグループから離れて走ります。
ただ、キロ5:00グループから離れて前に出た方が私以外に同時に3名おり、その方々は私の少し前に出たので、厳密には数m離れて目視できる状態でした。
最初の1kmが早くなってしまうのは、激坂があったからかもしれません。
陸上競技場を出たら間もなく、こんな道があるのです。

距離は短いのですが斜度がかなりあって、がむしゃらに上っては反動をつけて降りるを繰り返したからだと思っています。
はい、フルマラソンで一番やってはダメなやつです(笑)足に疲労が蓄積してしまいますからね。
せっかくのフルマラソンを見据えるレース、こうゆうところも本当は大事にしないとですよね(汗)
平均ペース ガーミン4:41/大会公式4:45

●10~15km

3周目に入っても問題なくレースは続きます。ハーフマラソンの巡行ペースに比べて15~20秒程ゆっくりなのでまだ余裕がありますね。
平均ペース ガーミン4:36/大会公式4:41

●15~20km

4周目に入って、若干ですが足が重くなります。フルマラソンでのペースに比べ10~15秒速く走っている影響でしょうか。
平均ペース ガーミン4:39/大会公式4:43

●20~25km

5周目。明らかに足が重いです。ペースを維持するのは可能ですが、それまでの20kmに比べて頑張っている感じ。
考えてみればハーフの自己ペストペースは4:20と言えども、フルの自己ベストペースは4:50です。
キロ4:40~4:45あたりでこの距離を走るのは初めてです。私の今の実力では3時間20分ペースはこの時点で疲労するということ。それを確認できたことは大きな収穫です。
平均ペース ガーミン4:36/大会公式4:40

●25~30km

仕上げはちょっとだけペースを上げて、余力を残して終わるのが当初の予定でした。
ただし、大会の高揚感のせいでスパートしてしまいました(笑)台無しですね。

しかし、スパートしてもキロ4:30にしかならない事実が重くのしかかります。
昨年11月のハーフマラソンのラスト5kmはキロ4:13で走り切ったからです。
もちろん、10kmの距離の違いは大きいですが、ハーフの大会の時はそれまでの15kmをキロ4:23で走っています。
今回はそれまでの25kmをキロ4:42程度。20秒近くのペース差があるのです。
単純計算は出来ませんがこれは課題として残りそうです!
平均ペース ガーミン4:26/大会公式4:30

レース結果

ネット 2:21:14
グロス 2:23:17
平均ペース(公式)
4:54-4:45-4:41-4:43-4:40-4:30
予定ペース
4:55-4:50-4:45-4:45-4:45-4:40

一応予定を全部クリア!ただし余力はなくオールアウト(笑)
まあまあ頑張ったとは言えるかな。

レース後

レースのあとは苫小牧の「ほのか」で汗を流しました!
マラソン大会の後の温泉は至福です!
苫小牧温泉ほのか

レース後、そのまんまのむさくるしい格好で訪れました。
すると、
「割引券などはお持ちですか?」
「ないです」
「本日、マラソン大会に参加されましたか?」
「・・・? はい。」
「ゼッケンなどはございませんか。」
「(上着のジッパーを下げて)あります!」
「では、100円引きとさせていただきますね!」
すげー、スタッフさんだった!

さらにさらに、今大会の後の自分のご褒美へと決めていた小倉ノワールを求めてコメダ珈琲へ。

なんと、レギュラーが品切れで、ミニサイズだけでした(涙)

ソフトクリームと小倉の甘さと、イチゴの甘酸っぱさが絶秒のハーモニーでした!
次回は、レギュラーサイズにぜひともリベンジしたい!
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!

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